オレンジブック

アメリカで発行されている書籍
オレンジブックとは、ジェネリック医薬品の利用促進を目的としてアメリカで発行されている書籍です。 表紙がオレンジのためこの名がつきました。 先発医薬品と後発医薬品の生物学的な同等性の判定を行った結果が記載されています。 日本のオレンジブックは「医療用医薬品品質情報集」が正式名称となっています。
このオレンジブックは個別の通知毎に発行されており、情報がバラバラです。 日本ジェネリック製薬協会がこのオレンジブックをまとめ利用しやすくしたものが、オレンジブック総合版です。 インターネット上で誰でも見れるようになっています。 ジェネリック医薬品の品質について調べたい時はこのオレンジブックを見ればよいのです。

ジェネリックはすべてが公開
多くの情報が公開され、多くの人が検証できる状態は高く評価できます。 新薬を製造する製薬会社は、すべての情報を公開することはなく企業秘密となっているのです。 しかし、ジェネリックはすべてが公開されています。 医薬品の安全性は完璧ではなく、常に品質について問わなければいけないのです。 そして、その結果を公表しなければ意味がないのです。



